DeNAが本拠地17連勝!ついにヤクルトと4差 一発攻勢&完封リレーに三浦監督「最高の球場」

 本拠地17連勝をジャンプして喜ぶ牧(中央)、宮崎(右)、柴田(左)=撮影・佐藤厚
 3回、左越えソロを放ち、京山(右端)らナインとタッチを交わす牧
 5回、羽月を左飛に打ち取り、捕手・伊藤(左)とタッチを交わす京山
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 「DeNA3-0広島」(21日、横浜スタジアム)

 DeNAが一発攻勢&完封リレーで本拠地・横浜スタジアムでの連勝を17に伸ばした。首位・ヤクルトがデーゲームで中日に敗れたため、ついに4ゲーム差へ最接近した。

 初回に楠本の4号ソロで先制すると、二回には投手の京山が左翼へプロ初アーチとなる1号ソロを放った。三回には牧が球団史上初となる新人から2年連続20号のソロで加点した。

 先発の京山は本業の投球でも七回途中無失点と好投。後を受けた伊勢が2死満塁のピンチをしのぎ、八回はエスコバーが3人でピシャリ。最終回を守護神・山崎が締めて29セーブ目を挙げた。

 三浦監督は「京山は内容的にも良かったし、ナイスピッチング。本人にとってもチームにとっても大きな勝利」と目を細めた。首位を狙える位置まで来たことには「全員で戦ってますし、良い形で戦えている。これを変えずにやっていく」と力を込めた。

 6月28日の阪神戦から続く破竹の本拠地17連勝に「最高の球場です」と指揮官。ゲーム内容を見ると、2桁得点で勝った試合は7月17日の中日戦だけ。投手陣が17勝中15試合で3点以下に抑えており、自慢の強力打線が奮起しているというよりも、投手陣の安定感が際立つ。

 さらに逆転でモノにしたゲームが多いのも、投打がしっかりとかみ合っている証拠だ。次カードは京セラドームに乗り込んでの阪神戦。そして週末には本拠地横浜スタジアムで首位・ヤクルトを迎え撃つ。3ゲーム差以内の首位攻防3連戦として来週末を迎えることができるか-。週頭の阪神3連戦がカギを握りそうだ。

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