日本ハムが新球場移転を大宣伝 福岡最終戦、新庄Bボスら異例の敵地挨拶「心遣いに感謝」
「ソフトバンク5-1日本ハム」(21日、ペイペイドーム)
日本ハムが試合後のペイペイドームで、来年の新球場への移転を“大宣伝”した。
この日が今季福岡での最後の試合ということもあり、試合後、勝利したソフトバンクのヒーローインタビューなどの前に、オーロラビジョンに「北海道のファイターズが誕生 札幌ドームで数々の名勝負が生まれた」という文字とともに、ソフトバンクとの札幌ドームでの戦い(日本ハムの69勝91敗8引き分け)の振り返りと新球場の動画が流れ、「舞台はエスコンフィールドへ」とPR。「熱い戦いは、これからも続いていく 2023 PLAY BALL」と福岡のファンにメッセージを送った。新庄ビッグボスらナインがスタンドのファンに挨拶するという異例のセレモニーも実施。新庄ビッグボスが福岡出身ということもあり、場内からは大きな拍手が降り注いだ。ビッグボスは日本ハムファンだけでなく、ホークスファンの方に向かっても手を振った。
来年は新球場で開幕となる日本ハムだけ1日早く3月30日に開幕する。新庄ビッグボスは「協力してくれました。来年はうちが1試合、早いですし、新球場に対して、心遣いしてくれるのは、協会に感謝したい」と語り「素晴らしい球場なので。福岡から全国から最初はもの珍しさできてもらって、シーズン始まって、足を運んでもらえれば。ファイターズが勝たないときてもらえないので、球場を見に来るんじゃなくてうちのチームを見に来てもらえるように」と、決意を語った。
試合は打線に元気がなく、ソフトバンクに3タテを許し、今季3度目の6連敗。借金は今季ワーストを更新する22にまで膨らんだ。