下関国際 好投手・山田相手でも攻撃に隙なし 指揮官「見たことのない力を発揮」

 「全国高校野球選手権・準決勝、下関国際8-2近江」(20日、甲子園球場)

 下関国際(山口)が春のセンバツを制した大阪桐蔭に続き、準V校の近江(滋賀)も破って初の決勝に進出。世代屈指の好投手を隙のない攻撃で攻略した。

 安打数は近江と同じ8。だが山田から7つの四球を選び、相手のミスも突いて着実に加点した。回の先頭打者は7度出塁し、5度得点に結びつけた。4点差の八回には1死三塁でスクイズを敢行。相手ミスで打者が三塁まで進むと、連続でスクイズを決め、小技も絡めて点差を広げた。

 試合後、坂原監督は「中盤以降、しっかりボールを見切れた」と勝因を語る。大阪桐蔭に続く“大物食い”に「今まで見たことのない力を発揮している選手に驚いている」と、驚きとともにナインをたたえた。

 2017年の初出場から5年でたどり着いた大舞台。指揮官は「チーム一丸、ただただ食らいついていく、それだけ」と、決意を言葉に込めた。

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