ヤクルト・高津監督、山田の一発で「よし勝つぞって雰囲気になった」30Sマクガフには「感謝」

8回、山田を迎える(右から)高津監督、村上ら(撮影・飯室逸平)
 3回、先制3ランを放った村上(55)を迎える高津監督(中央)=撮影・飯室逸平
9回から登板したマクガフ(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト4-2阪神」(17日、神宮球場)

 高津ヤクルトが投打共に逃げ切り、3連勝でカード勝ち越し。村上、山田のアベック弾に、投げては高橋が8勝目。守護神・マクガフは両リーグ最速の30セーブに到達した。

 試合後の高津監督の一問一答は以下のとおり。

 -先発・高橋

 「久しぶりの登板だったので、すごく緊張しているようにも見えたし、すごく力が入っているようにも見えたし。ちょっと登板機会が空いたっていうところを、僕なりにいいように捉えて、体調良くマウンドに上がれているんじゃないかなと思って、そういうふうに見ていました。球自体は非常によくて、ちょっとボールが多くなるシーンはあったんですけど、全体的にはよく投げたと思います」

 -コロナの濃厚接触者疑いで、思わぬ形で離脱した

 「いつでもいけます、みたいな感じだったので、彼はそういう…熱いというか、強いというか、そういう気持ちの持ち主なので、ゲームに参加できなかった悔しさを今日ゲームにぶつけたんじゃないですか」

 -打っては村上が3ランで決勝点

 「ランナーためて、一振りで3点を取ったわけですから、その前の塩見であったり、哲人が四球でつないだりね、サンタナのはちょっと、ん?と思ったけども、一振りで3点取ったわけですから、すごく大きな一振りだったと思います」

 -山田にも大きな当たり

 「大きかったね、あの1本はね。なかなか走者がムネのホームラン以降、十何人連続で打ち取られていた訳なので、あのホームランは大きかったね。勝ったとは思わないけど、すごく重い雰囲気だったベンチが、一気にこう、よし勝つぞっていう雰囲気にはなりましたね」

 -マクガフが30セーブ

 「スコットは嫌な顔1つせずね、しんどいときも、日本風にいうと心を込めてね、しっかり投げてくれるので、この数字はついてきて当然だと思います。強いチームであれば、セーブが多くつくのは当然のことだとは思うんですけど、ベンチを外れることなく、シーズン当初からしっかり最後を任せられている、その投球というのは本当に感謝しています」

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