近江・山田陽翔 甲子園騒然のグランドスラム! 投げては奪三振ショーの1人舞台

 7回、左越えに満塁本塁打を放つ近江・山田陽翔(撮影・吉澤敬太)
 7回、左越えに満塁本塁打を放ち、右腕を突き上げる近江・山田陽翔(撮影・吉澤敬太)
 7回、左越えに満塁本塁打を放ち、ナインと喜び合う近江・山田陽翔(右)=撮影・吉澤敬太
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 「全国高校野球選手権・3回戦、近江-海星」(15日、甲子園球場)

 近江・山田陽翔(3年)が1点リードで迎えた七回、劇的な満塁ホームランを放った。

 この回、先頭の大橋が遊撃手の失策で出塁。2死から清谷が遊撃内野安打、中瀬が四球でつないだ。ここで打席に立った山田は2ボールからの3球目、142キロの直球をフルスイング。大きく弧を描いた滞空時間の長い白球は、浜風にも乗ってそのまま左翼スタンドに到達した。

 直前のマウンドでは1死一、二塁のピンチで、連続三振を奪っていた。八回からマウンドを譲ったが、7回を投げて4安打1失点。9奪三振で甲子園通算98三振。藤浪晋太郎、江川卓、荒木大輔、松坂大輔らを一気に抜き、歴代単独7位に踊り出た。

 投打の活躍に甲子園球場に詰め掛けた観客も騒然。ホームラン直後には大歓声が上がった。

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