近江・山田陽翔 2回で「藤浪超え」の甲子園通算92奪三振、怪物・江川に並ぶも先制許す

 1回、バックの好守に笑顔を見せる近江・山田陽翔(撮影・吉澤敬太)
 力投する近江・山田陽翔(撮影・吉澤敬太)
2枚

 「全国高校野球選手権・3回戦、近江-海星」(15日、甲子園球場)

 今秋ドラフト1位候補の近江(滋賀)山田陽翔(3年)が初回、2番・田川から空振り三振を奪い、甲子園通算90奪三振。藤浪晋太郎(大阪桐蔭、現阪神)に肩を並べた。

 滋賀県勢初の日本一を目指す近江。山田はこの回、先頭の河内を遊ゴロに抑えると、田川を空振り三振に。続く丸本を遊ゴロに抑え、3者凡退の好スタートを切った。

 さらに二回には、4番の森から空振り三振を奪い、91奪三振。藤浪の記録を抜いた。だが、2死から四球を与えると二盗を許し、牧の右前適時打で1点を失った。

 それでも続く伊藤からこの日3つ目の三振を奪い、江川卓(作新学院、元巨人)が残した通算92奪三振に並んだ。どこまで数字を伸ばすのか、期待がかかる。

 山田は、2年生だった昨夏から主戦で登板。第104回選手権大会では5試合に登板して31奪三振。準優勝に輝いた今春のセンバツでも、5試合で33奪三振と積み上げてきた。この日は「4番・投手」で先発出場している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス