「全国高校野球選手権・２回戦、智弁和歌山－国学院栃木」（１３日、甲子園球場）

　「甲子園の魔曲」と称される智弁和歌山の「ジョックロック」が聖地に響き渡ると、生演奏を待ちわびたファンが歓喜の声を挙げた。

　同点の五回１死二塁の場面でこの試合初めて同曲が演奏されると、ネットは大興奮。ツイッターでは速攻でトレンド入りし「待ってました」「帰ってきたジョックロックやっぱり最高」「急にやる気が出る」といったファンのつぶやきが数多く並んだ。

　３日の抽選会で智弁和歌山が大会８日目の一塁側に組み込まれると、真っ先に一塁アルプススタンドの入場チケットが翌日に完売となっていた。コロナ禍後、ここ数年の大会ではブラスバンドの音源を用いた応援に限られていただけに、高校野球ファンも智弁和歌山吹奏楽部の生演奏を待ちわびていた様子だった。