近江・山田が「50点」も149球3失点完投で3季連続3回戦進出 ダル超えの聖地通算89奪三振

 7回、ピンチに鶴岡東・土屋奏人を併殺に仕留め、ガッツポーズを決める近江・山田陽翔(撮影・高部洋祐)
 3回、勝ち越し打を放ちガッツポーズを決める近江・山田陽翔(撮影・高部洋祐)
 3回、勝ち越しの適時二塁打を放つ近江・山田陽翔(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、近江8-3鶴岡東」(12日、甲子園球場)

 センバツ準Vの近江が底力の違いをみせつけ、逆転勝ちで3季連続の3回戦進出を決めた。

 二回に1点を先制したが、三回にエース山田がまさかの2被弾で3失点し逆転された。

 それでも直後に2番・清谷、3番・中瀬の連続適時打で同点に追いつき、4番・山田が勝ち越し適時打。この回一挙4点を奪い、再び逆転すると、その後は流れを渡さなかった。

 山田は11安打を浴びながらも完投し、149球12奪三振の熱投。甲子園通算89奪三振とし、ダルビッシュ有(東北、現MLBパドレス)の87を上回り、藤浪晋太郎(大阪桐蔭、現阪神)の90にあと1つと迫った。試合後、山田は「きょうは無事に2回戦を突破できて、次に繋がる試合になった。うれしい。思い通りの投球させてもらえなかった。100点満点でいうと50点」と、振り返った。

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