オリックス中嶋監督 57試合ぶりスタメンの西野2安打2打点に「1番いいと聞いてた」

 楽天に勝利し笑顔で肩を組む田嶋(左)と西野(撮影・吉澤敬太)
 4回、適時三塁打を放ち滑り込む西野(撮影・吉澤敬太)
 4回、西野が右中間に適時三塁打を放つ
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 「オリックス5-1楽天」(9日、京セラドーム大阪)

 オリックスは楽天に快勝し、3位浮上となった。

 先発の田嶋は7回5安打1失点で昨季に並び、自己最多タイの8勝目。楽天戦は今季6戦4勝だ。中嶋監督は「今日は見ていて、非常に安定感がありました」と評価。楽天戦の好相性には「負けないといいますか、いい投球をしてくれているので。そこに勝ち負けとかは、後の話にはなると思うんですけど。しっかり主導権といいますか、そういうのを持ってやってるので、打線も応えてくれてるのかなと思いますけど」と分析した。

 打線は57試合ぶりの先発起用となった西野が2本の適時打。指揮官も「ファームの方では西野が一番いいと聞いてますし、打撃練習を見ていてもそうですし。しっかりコンタクトしていたので。難しい打順ですから、1、2番でしっかりクリーンアップにつなげてくれたら、何とか点になると思いますし。宗が最後に打ったように、あそこにいるだけで違うと思いますし。線にするためのアレ(起用)なんで。調子とか相性はもちろん、見ますけれど。それは毎日変わってもしょうがないと思います」と西野の活躍は打線に厚みが増しそうだ。

 吉田正は公式戦では48試合ぶりに左翼の守備に就いた。左太もも裏痛は回復したようで、打撃でも猛打賞と大暴れした。「良くなってはいますけど、全部が全部はまだでしょうし。足の調子を見ながら、ゲームに出なきゃいけないでしょうけど。動いて守った方が、リズムがいいんですかね…。非常にそういう風にも見えますけど。ほんとに慎重さだけは忘れないでいきたいと思いますけど」と現時点では、一安心の様子だ。

 ブルペン陣では、守護神・平野佳が新型コロナ感染から復帰。八回をワゲスパック、九回を平野佳がマウンドに上がった。「(中継ぎは)疲弊もしますし。そこのところだけは厚みがあったら、ちょっと違ってくるし。良かったと思いますけど」と、ブルペンも安心材料が増えた。

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