ロッテ・ロメロ、中日時代以来となる二桁奪三振も中日時代超えの9勝目はお預け

 4回、柳町を一ゴロに打ち取り、頬を膨らませ息を吐くロメロ(撮影・開出牧)
 5回、柳田に右前適時打を打たれ、さえない表情のロメロ(右)左は佐藤都(撮影・開出牧)
 2回、黒瀬を三振に仕留めたロメロ(左)は、ベンチに戻る一走・デスパイネ(右)と謎のタッチを交わす(撮影・開出牧)
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 「ロッテ-ソフトバンク」(9日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテのエンニー・ロメロ投手が6回を8安打3失点で降板し、19年の中日在籍時の勝利数を超えるNPB最多9勝目はお預けとなった。

 この日最速の150キロの直球にスライダーを織り交ぜ二回までは5奪三振も三回に今宮に左中間を破る適時二塁打を許し先制されると、五回には1死から周東の二塁へのバント安打で出塁を許すと今宮には右前適時打。さらに柳田にも右前適時打を浴び3点目を許した。

 今季最多10奪三振。くしくも19年の中日時代、ロッテ戦で記録した11奪三振以来の二桁奪三振も勝利で飾れなかった。降板後は「ピッチングとしては悪くなかったが、相手にうまくチャンスをものにされてしまった。6回3失点と最低限の仕事はできたと思うが、もう少し長いイニングを投げたかった」とコメントした。

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