八戸学院光星が3年ぶり聖地星!仲井監督「力結集して勝てた」創志学園は長沢監督の最後の夏を飾れず

 創志学園を破り、初戦を突破した八戸学院光星ナイン(撮影・伊藤笙子)
 8回、岩本遥大を中飛に抑え、拳を突き上げる八戸学院光星・冨井翼(撮影・伊藤笙子)
 4回、ライトへ先制適時打を放つ八戸学院光星・野呂洋翔(撮影・伊藤笙子)
3枚

 「全国高校野球選手権・1回戦、八戸学院光星7-3創志学園」(7日、甲子園球場)

 3年ぶり11回目の出場となった八戸学院光星(青森)が2桁安打と打線が爆発し、創志学園(岡山)を下し、1回戦を突破した。3年ぶりの甲子園での勝利となった。

 投手戦の均衡を破ったのは四回だ。1死一、二塁で4番・野呂洋翔内野手(3年)が右前適時打を放ち先制。なおも1死一、三塁のチャンスでは5番・織笠陽多外野手(3年)の犠飛で2点目を奪った。

 1点差に詰め寄られた五回には、2死二、三塁の好機を作ると、3番・中沢恒貴内野手(2年)が右翼へ2点適時打を放ち貴重な追加点を加点。八回にも3点を追加し、リードを広げた。

 投げては、先発・渡部和幹投手(3年)が5回1失点で試合を作ると、2番手・洗平歩人投手(3年)も粘り強い投球を見せ2回1失点、3番手・冨井も2回1失点など自慢の継投でリードを守り抜いた。

 仲井監督は「青森大会から気を抜けない厳しい試合の連続でした。いつひっくり返されるか、というしんどい試合だった。思わずガッツポーズが出てしまいました」と、喜びを噛みしめ、3人の投手を称賛。「みんなの力を結集して勝てた、そういうゲームだったと思います。よく踏ん張ってくれた」と、振り返った。

 創志学園は、九回に粘りを見せたが、チャンスであと一本が出ず敗退。創部した10年から指揮を執る長沢宏行監督(69)は今大会で退任が決まっており、最後の夏となった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス