ヤクルト先発・小沢が四回途中5失点KO 阪神打線の集中砲火浴びる

 4回、梅野に2点適時打を浴びた小沢(撮影・北村雅宏)
 好投する小沢(撮影・坂部計介)
 4回、阪神・梅野隆太郎のタイムリーにわくナイン(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-ヤクルト」(30日、甲子園球場)

 ヤクルトの先発・小沢が四回に打者一巡の猛攻を受けて、一挙5失点でKOされた。味方の好機がつぶれた直後の悪夢。球団広報を通して、「先発としての仕事を果たすことができず申し訳ないです」とコメントした。

 止められなかった。三回までは1四球を出すだけの無安打快投。一変したのは四回だった。先頭の島田に二塁打を許すも、テンポ良く2死を奪った。それでも大山に四球を出すと、続く糸原に先制の適時打を許した。

 ここから敵地・甲子園のボルテージも急上昇。梅野に2点適時打を許すと、制球が定まらず、投手の才木にも四球。中野と島田にも適時打を浴びた。

 29日の同戦でも先発・小川が4回でKO。2試合続けて先発投手が試合を作れず、苦しい展開となった。

 打線は三回に連打で無死一、二塁の好機を作り、小沢も犠打に成功。1死二、三塁としたが、後続が倒れて得点を奪えず。四回にも1死二塁からサンタナ、中村が凡退。その直後の悪夢となった。

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