樹徳が30年ぶり3度目の甲子園出場 健大高崎を振り切る

 1回、右中間に走者一掃の三塁打を放つ樹徳・森
 走者一掃の3塁打と失策で生還した森を迎える樹徳ベンチ
 樹徳・先発の亀井
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 「高校野球群馬大会・決勝、樹徳6-4健大高崎」(27日、上毛新聞敷島球場)

 ノーシードの樹徳が第2シードの高崎健康福祉大高崎を破り、92年以来30年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。

 初回、連打と死球で1死満塁の好機を作ると、5番・舘野優真外野手(3年)の中前打で1点を先制。なおも1死満塁で6番・森颯良内野手(そら、2年)が右中間へ走者一掃の三塁打と失策で自身も生還し、この回一挙5得点を奪った。5-1の三回には1死満塁で、7番・武藤右京内野手(3年)のスクイズで1点を追加。先発した亀井颯玖投手(りゅうく、3年)が完投し、逃げ切った。

 高崎健康福祉大高崎は先発したエースの芹沢一晃投手(いっこう、3年)が1回4安打5失点で降板。2番手の児玉湧斗投手(2年)が7回4安打1失点と好リリーフした。

 打線は5点を追う三回、2死二塁からプロ注目の清水叶人捕手(かなと、3年)が右前適時打で1点を返すと、四回にも1点を追加。五回は先頭の清水が中前打でチャンスメークし2点を返したが、あと一歩及ばなかった。

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