選手会がFA権取得期間短縮を要求 広島・鈴木球団本部長は反論「見つめ直す時期」

 労組・日本プロ野球選手会(会沢翼会長=広島)は26日、オンライン形式での臨時大会を開き、選手の活躍の場を広げる一環として、FA権取得までの期間短縮などを求めていくことを決議した。

 会沢会長は「保留制度の改革は避けて通れない。時間を割いて話し合った」と説明。その中で現行の国内FAが高卒が8年、大学・社会人出が7年(06年ドラフト以前の入団選手はすべて8年)、海外FAで9年となっている権利取得までの期間を、6年に統一することを目指すという。

 選手会・森事務局長は、FA短縮実現について「目指すところは来オフから実現したいと思っている」と意気込む。そのほかにも現行の保留制度撤廃などを求めていく考えだ。

 これに選手会関係委員長を務める広島・鈴木球団本部長は「野球界がコロナの状況で大変な時に、権利を主張する時期かなとは言いたい。今はシーズンをどう乗り切るか、足元を見つめ直す時期」と選手会の主張に対して強く反論していた。

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