楽天・辰己 コロナ離脱の西川代役で3打点 試合前に急きょ出場決定も「出られる喜び」
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「楽天8-3オリックス」(18日、楽天生命パーク宮城)
代役リードオフマンの楽天・辰己涼介外野手(25)が躍動した。試合前「1番・中堅」でのスタメンが発表されていた西川が、新型コロナ陽性判定を受けた。その影響で、急きょの出場となった辰己が「試合に出られる喜びを力に変えていきました」と2安打3打点の活躍。勝利に貢献した。
二回、2死三塁から「自分の入っていき方はできた」と右越えの適時三塁打で約1カ月ぶりの打点をマーク。すると解放されたかのように六、七回の打席でも打点を挙げた。
ここ最近「自分の打撃ができていなかった」と結果が出ず、焦りもあった。ただ「僕自身が野球を楽しんでやれることをしっかり」と気持ちの整理をつけて臨んでいた。「そろそろ辰己が打ち始めると思います」。結果を出した背番号8は確かな手応えを口にした。