オリックス・中嶋監督とロッテ・ゲレーロが“和解”のハグ 前夜に紅林が頭部死球で一触即発
「オリックス-ロッテ」(10日、ほっともっとフィールド神戸)
オリックスの中嶋監督がロッテのゲレーロから、試合前練習中に謝罪される場面があった。
前夜の試合で、八回2死二、三塁でゲレーロの163キロ直球が紅林の頭部を直撃。ヘルメットが吹っ飛び、球場は騒然となった。両軍のベンチからは首脳陣や選手が駆けつけ、本塁付近で一触即発の事態に発展していた。
この日のオリックスの試合前練習中に、ゲレーロが通訳とともに、中嶋監督へ謝罪。和やかな雰囲気で話し込み、最後は握手とハグで“和解”した。
ティー打撃中だった紅林にも、助っ人右腕は帽子を取って謝罪。紅林は右手で丸のサインを送り、軽症を強調していた。