ドラフト候補の日本航空石川・内藤が高校通算53号 公式戦10本目で松井氏の石川大会記録にあと2本

 「高校野球石川大会・2回戦、日本航空石川10-1津幡」(10日、石川県立野球場)

 今秋ドラフト候補の日本航空石川・内藤鵬内野手(3年)が初戦から豪快なアーチを披露した。

 NPBの複数球団スカウトが見守る中、5点リードの五回、先頭で打席へ。右腕が投じた高めのカットボールを強振した。打球は長い滞空時間を経て、左中間席へ突き刺さった。「打った瞬間にいったのかなと思いましたけど、他の打席の内容が悪かったので次の試合で修正したい」と圧巻の一発となったが、凡退した打席の反省も忘れなかった。

 180センチ、100キロのスラッガー。これで、高校通算53本塁打となり、公式戦では10本塁打目。これで巨人、ヤンキースなどでプレーした松井秀喜氏が残す石川大会(春夏秋)の通算本塁打記録の12本に残り2本と迫った。「目標は(高校通算)65本なんですけど、数字を気にせず、チームが勝つためのバッティングをできたらいい」と気持ちを引き締めた。

 チームは打線が奮闘し、13安打10得点で7回コールド勝ち。目標の全国制覇へ向けて好スタートを切った。

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