オリックス-ロッテ戦で一触即発 紅林の側頭部にゲレーロの163キロ 中嶋監督が捕手・佐藤都に詰め寄る

 8回、紅林の死球でオリックス、ロッテの両軍がグラウンドに飛び出て騒然となる(撮影・神子素慎一)
 8回、頭部付近に死球を受ける紅林(撮影・神子素慎一)
 8回、紅林が死球を受けグラウンドに飛び出すオリックスナイン(撮影・神子素慎一)
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 「オリックス3-1ロッテ」(9日、ほっともっとフィールド神戸)

 ロッテのゲレーロがオリックス・紅林に頭部死球を与え、中嶋監督が捕手・佐藤都に詰め寄る一触即発の場面があった。

 3-1の八回2死二、三塁。ゲレーロの直球が抜けて、紅林の頭部に直撃した。「ゴンッ」という音ともに、ヘルメットが吹き飛んだ。

 オリックスベンチからは、トレーナーや首脳陣がすぐに飛び出した。すると、中嶋監督は捕手・佐藤都に詰め寄った。これに、両軍ベンチから首脳陣、選手らが駆けつけ、一触即発の事態に。すぐに収束したが、球場はざわついた。

 紅林は自力で立ち上がり、ベンチへ。代走が送られることもなく、試合に復帰した。ゲレーロは危険球退場となった。

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