大阪桐蔭 高知と練習試合で2本塁打含む19安打11得点 西谷監督、夏へ「いい経験」

 5回、海老根の打球で本塁に突っ込む大阪桐蔭・松尾(撮影・高部洋祐)
 6回、左越えにソロを放つ大阪桐蔭・鈴木塁(撮影・高部洋祐)
 試合前、グラウンドに整列する大阪桐蔭・西谷監督(撮影・高部洋祐)
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 「練習試合、大阪桐蔭11-6高知」(2日、龍間ぐりーんふぃーるど)

 春夏の甲子園連覇を目指す大阪桐蔭が2日、高知と練習試合を行い、19安打11得点と打線が爆発して11-6で勝利した。

 三回に伊藤櫂人内野手(3年)が右翼にソロ本塁打を放ち先制。同点に追いつかれた直後の五回には無死一塁の好機でプロ注目の松尾汐恩捕手(3年)が左中間を破る適時二塁打を放って、勝ち越しに成功した。

 六回には、鈴木塁内野手(3年)が左翼へ本塁打をマークするなど打者10人6安打の猛攻で一挙6得点。試合の流れを一気に引き寄せた。

 試合後、西谷浩一監督は「春と夏の戦い方は違うが、いい経験をさせていただいた。それをどれだけ夏につなげられるか。簡単ではないですけど、しっかりやりたい」と話した。夏の大阪大会初戦は連合チームの南・西・桜和と大手前の勝者と戦う。2012、18年に続く3度目の偉業達成へ向けて万全の体制を整える。

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