巨人投壊で逆転負け 球団史上最速で自力Vの可能性消滅 平内決勝被弾で3戦32失点

 3回に逆転を許し、ガックリうなだれる原監督(中央)=撮影・伊藤笙子
 村上(手前右)の3ランに屈した原監督(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト11-10巨人」(26日、神宮球場)

 巨人が乱打戦で力尽き、自力優勝の可能性が消滅した。6月26日での自力優勝消滅は球団史上最速。首位・ヤクルトとは再び11ゲーム差に開き、5カード連続の負け越しとなった。

 取っては取られのシーソーゲームで競り負けた。初回にウォーカーの適時打などで3点を先制し、三回にも2点を加えるも、中4日の先発・戸郷が誤算だった。初回に1点を返されると、三回には2失点して、三回途中6失点(自責点5)で降板。あとを受けた2番手・今村が長岡に一時逆転の3ランを浴びた。

 2点を追う六回に代打・中田と丸が一発を放ち、試合を振りだしに戻した。さらに七回に中島の適時打で一時勝ち越しに成功したものの、その裏に同点に追いつかれ、八回には平内が村上に勝ち越し3ランを被弾。相手主砲の一撃で勝負は決した。

 巨人はこの3連戦、初戦が6-16で大敗を喫し、2戦目は19-5で大勝を果たした。3戦目は再び投手が打ち砕かれて首位チームとの差をまざまざと見せつけられた。

 この3連戦は両軍合わせて18発が飛び交った。巨人は計32失点を喫し、投手陣が打ち込まれた。

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