ヤクルトが村上V弾でG倒!史上初の全11球団連続勝ち越し 6月マジック点灯の可能性も

 8回、平内(奥)から中越え3ランを放った村上(撮影・伊藤笙子)
 村上(右から2人目)の3ランでシーソーゲームを制したヤクルトナイン(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト11-10巨人」(26日、神宮球場)

 ヤクルトが壮絶な超打撃戦を制し、球団新を更新する12カード連続の勝ち越し。プロ野球史上初めて、全11球団連続勝ち越しを決めた。

 本拠地が騒然となるほどの一発だった。8-8の八回、1死一、三塁。主砲・村上が値千金の26号3ラン。巨人・平内からバックスクリーンへ飛び込む特大の一発で、11-8と勝ち越しに成功した。

 村上は打った瞬間に確信し、ゆっくりと一塁へ向かいながら右手を挙げた。強烈な一発に敵将、原監督も苦笑いするしかなかった。

 打ち合いなら負けられない。初戦は16-6でヤクルト、2戦目は19-5で巨人が制した。3戦目も三回までにヤクルト・スアレスと巨人戸郷の両先発がKOとなり、乱打戦となった。

 だが、七回に追いつくと、八回に村上の一発で勝ち越し。八回は清水、九回はマクガフを投入し、競り勝った。2位巨人とのゲーム差は11となり、最短で6月29日にもマジック点灯の可能性も出てきた。

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