西武51年ぶり屈辱 シーズン2度ノーノー食らった 由伸に37イニング連続無得点
「西武0-2オリックス」(18日、ベルーナドーム)
西武は山本由伸に完璧に封じ込められた。出塁したのは五回2死から四球を選んだ外崎のみ。2三振の山川は「早くメジャーに行ってほしい。トラウト(エンゼルス)とかと対戦するのを見てみたい」とお手上げ。屈辱の敗戦だ。
辻監督は苦笑いを浮かべた後に「真っすぐとフォーク、見極めがつかない。球速もそんなに落ちずに同じ軌道でくる。制球が素晴らしかった」とたたえた。山本とは今季2度目の対戦だったが、これで昨年8月20日の四回から37イニング連続無得点となった。
5月のソフトバンク・東浜に続き、シーズンに2度もノーヒットノーランを食らったのは1971年の西鉄(現西武)以来51年ぶり。辻監督も「選手も本当に悔しいと思うが(どんな負けでも同じ)1敗だから。あした勝てばいい」と視線を前に向けた。