オリックス・山本由伸「若月さんの配球信じて投げられた」【一問一答】

 「西武0-2オリックス」(18日、ベルーナドーム)

 オリックス・山本由伸投手(23)が西武11回戦で史上86人目、通算97度目のノーヒットノーランを達成した。打者28人に対して1四球を与えただけで、球数も102球に抑えた。4月にはロッテ・佐々木朗が完全試合を達成し、5月にソフトバンク・東浜、7日にDeNA・今永がノーヒットノーランを達成していた中、今季4人目の快挙達成は1943年以来、79年ぶりとなった。

  ◇  ◇

 -快挙達成の気持ちは。

 「九回まですごく集中して、ドキドキしながら投げたので、喜びがすごく大きいですね」

 -実感は。

 「実感がすごくあるわけではないですけど、さっき携帯を見てもすごい通知が続いていたので徐々に来てますね」

 -良かった点は?

 「立ち上がりからフォークが少なく、直球でどんどん押せていけた。若月さんの配球を信じて投げられたので、本当に感謝しています」

 -いつごろから意識したか。

 「七回をスッと抑えられたので、これはもしかしたらあるかもって思いました」

 -九回の気持ちは。

 「八回から歓声が大きくなってきてるのが自分でもわかった。ドキドキしていたし、とにかく腕を振ろうと思っていました」

 -九回の代打・森について。

 「ああいう場面で森さんが出てきて、ちょっとビクッとしましたね」

 -ナインからの祝福はあったか。

 「Tさん(T-岡田)が(達成するのが)遅かったな、みたいなん言ってました。愛を感じました」

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