日本ハム吉田輝星“侍ポーズ”解禁「やろうかな」18年夏以来甲子園先発 新庄監督「踊るように投げて」
「阪神3-0日本ハム」(4日、甲子園球場)
18年の夏の甲子園を沸かせた右腕が、甲子園に帰ってくる。日本ハムは5日の予告先発として吉田輝星投手の登板を発表。今季は主にリリーフとして登板してきたが、先発としてプロ入りして初めて甲子園のマウンドに立つ。
3日に甲子園入りして「ちょっと特別な球場ではありますね。久しぶりに来て新鮮でしたし、楽しみ」と胸を躍らせた。18年、夏の甲子園。金足農のエースとして出場した。決勝で大阪桐蔭に敗れて準優勝に終わったが、1回戦から準々決勝まで大会タイ記録の4試合連続2桁奪三振を達成。主役としてマウンドに立った。
高校時代は刀を抜く仕草の“侍ポーズ”をルーティンにしていた。「ちょっとやろうか今迷ってるんで、『あれやろうかなあ』とかって書いておいてください」と解禁を臭わせて、「やるなら最初マウンド上がったときですね。せっかく甲子園で満員なので、精いっぱいそれを楽しんでいきたいなと」と笑顔を見せた。
新庄ビッグボスは「4年前を思い出してもらって、元気はつらつマウンドで踊るように。1回1回全力で、疲れたら代わるくらいの気持ちで投げてもらったら」と期待。「勝てる五回は投げて欲しいなとは思う。五回までよかったら、六回。六回がよかったら七回はない。MAX六回。ノーヒットノーランしていても六回」と話した。