巨人・岡本和 朗希粉砕2ラン キング浮上の16号「つなごうと思った結果」

 「巨人10-3ロッテ」(3日、東京ドーム)

 柵越えを確信した巨人・岡本和真内野手(25)は打球を見つめ、ゆっくりと一塁に歩き出した。佐々木朗から16号2ランを放ち、会心の一撃を堪能。「いい投手なので、何とかつなごうと思った結果、ホームランになって良かった」。右腕に今季公式戦初被弾を食らわせ、笑みがこぼれた。

 剛腕との対決を前に胸は高鳴っていた。「なかなか(打席に)立てるものでもないですし、楽しみな気持ちで。楽しめているのかなと思います」。1点リードの三回1死二塁で直球ではなく、フォークに反応した。打球はバックスクリーン右横に到達。今季ホームゲーム最多となる4万392人の観衆を大興奮へといざなった。

 佐々木朗からは3月18日のオープン戦でもバックスクリーン右横に満塁弾を放っていた。「オープン戦はオープン戦と割り切っているので」と涼しい顔を見せた主砲だが、令和の怪物から天敵として認定されたことは間違いない。

 これでヤクルト・村上を抜いて本塁打数リーグ単独トップに浮上し、打点でもリーグトップタイの2冠に躍り出た。5月は打率・180と苦しんだ。「徐々に(調子を)上げていきたいと思います」。“朗希撃ち”を足がかりに復調してみせる。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス