自身の本塁打で1-0勝利導いたヤクルト・小川「まさか入るとは。素振りしてきたかいがあった」

 5回、小川が左越えに先制本塁打を放つ
 5回、小川は左越えに6年ぶりの本塁打を放ち、笑顔で本塁へ向かう(撮影・佐藤厚)
 5回、小川(中)は先制本塁打を放ち、高津監督(右)、村上(左)に迎えられる(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト1-0西武」(3日、神宮球場)

 ヤクルトが五回に飛び出した小川泰弘投手の今季1号先制弾で奪った1点を守り切り、完封勝ちした。小川は投げては8回3安打無失点の好投で3勝目と、“小川無双”な活躍をみせた。

 お立ち台では本塁打について「素振りしてきたかいがありました。振り遅れないことを意識して練習してきました。まさか入るとは思わず、全力疾走をしていた。歓声が上がってうれしかったです」と、頬をゆるませた。インタビュアーから「小川さんの小川さんによる小川さんのための試合だったのでは?」と問われ、「ファンの皆さんの後押しでこういう試合になったと思います」と、笑顔で歓声に応えた。

 小川にとって、16年以来、通算3本目の本塁打だった。

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