ロッテ安田 お待たせ2打席連発 や~っと今季1号&2号「1本目が出てホッとした」
「ヤクルト3-4ロッテ」(1日、神宮球場)
壮絶な空中戦の中で若き大砲に待望の一打が生まれた。同点の二回1死だ。不振のロッテ・安田尚憲内野手(23)が左翼席へ勝ち越しソロ。今季108打席目での第1号に、ベンチでも笑みがこぼれた。
「昨日もチャンスで打てずに悔しい気持ちだった。1打席目、1本目が出てすごくホッとした」と安田。その流れは2打席目にも続いていた。同点となった四回2死。今度は右中間席への勝ち越しソロ。自身プロ初となる2打席連発となった。
安田の2発はチームに勢いをもたらし、再度同点後の六回2死二塁ではレアードの中前への決勝適時打が飛び出した。「ふがいない結果が続いて試行錯誤しながらだったが、何とかいい形で2本出た。継続してやっていきたい」。安田の成長とともに、チームも反撃の時を迎える。