清原和博氏の長男、慶大・正吾「必ず親孝行したい」父の前で2安打2打点 背番号5自ら希望

 父・和博氏もかつて背負った背番号5をつける慶大・清原
 4回、中前打を放つ慶大・清原
 長男・正吾が中前打を放ちガッツポーズをする清原和博氏
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 「東京六大学野球春季フレッシュトーナメント、慶大-東大」(31日、神宮球場)

 慶大が東大を七回コールドで下した。西武、巨人などで活躍した清原和博氏の長男で慶大の正吾内野手(2年・慶応)は「4番・一塁」で先発出場。父・和博氏がスタンドで見守る中、4打数2安打2打点と活躍した。

 初回、無死満塁で2ストライクからの3球目を捉え、右前打で2点を先制。今季初安打に「詰まったけどいいところに飛んでくれた。昨日はノーヒットだったので、タイムリーがでてほっとしました」と一塁上で笑顔を見せた。7-1の四回には2死一塁から中前打でチャンスを拡大。スタンドで観戦した父・和博氏もガッツポーズした。

 今季はかつて父も背負った背番号5で試合に出場。「自ら希望した。かっこいいおやじの背番号というのもあるし、大学から野球を始めると決めた以上は必ず親孝行したいと思った」。和博氏は前日の法大戦にも足を運んでおり、試合後2人で話した際に「5番をきてくれてありがとうな」と声をかけられたという。

 そんな父の前でチームの勝利に貢献する活躍を見せ、「まだ(フレッシュトーナメント)優勝への道がつながった。チームが勝てる1本、タイムリーがでてうれしかった」と清原。今秋リーグでのベンチ入りを目指し、「フィールドに立ってプレーすることを目指して秋は頑張っていきたい。まずは自分の結果よりもチームの優勝に向けて全力を尽くしたい」と力を込めた。

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