公式戦無傷だった大阪桐蔭の連勝が29でストップ 智弁和歌山が16年ぶりに近畿の王者に

 試合に敗れ、落胆する大阪桐蔭ナイン(撮影・石井剣太郎)
 1回、山口(左奥)に本塁打を放たれる大阪桐蔭・前田(撮影・石井剣太郎)
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 「春季高校野球近畿大会・決勝、智弁和歌山3-2大阪桐蔭」(29日、紀三井寺公園野球場)

 公式戦無傷の29連勝中だった今春センバツ王者の大阪桐蔭が、智弁和歌山に2-3で惜敗した。智弁和歌山は16年ぶりとなる春季近畿大会優勝。常勝軍団の快進撃を止めた。

 先制点を奪ったのは、智弁和歌山だ。初回、山口滉起外野手(3年)が先頭打者本塁打で先制した。プロ注目左腕・前田悠伍投手(2年)の3球目を強振し、左翼へ運んだ。その後も2安打と四球で2死満塁の好機を作ると、遊撃手の失策で2点を追加し、3点を先取した。

 一方、大阪桐蔭もすぐさま1点を返した。初回、1死二塁のチャンスで3番・松尾汐恩捕手(3年)が左中間へ適時二塁打を放ち、2点差に。三回には、1死二、三塁から内野ゴロの間に走者が生還して1点差に詰め寄った。だが、智弁和歌山の小刻みな継投策に苦戦し、追加点を奪えず。三回以降は無得点に抑えられた。

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