ソフトバンク・東浜が沖縄凱旋登板 日本復帰50年の節目 故郷のために投げる
ソフトバンク・東浜巨投手(31)が16日、故郷でチームを救う力投を誓った。沖縄県出身の選手として、初の無安打無得点を達成した11日の西武戦(ペイペイ)から中5日で、17日の西武戦(那覇)に先発。郷土愛の強い右腕が、3連敗中と苦しむチームを再加速させる。
「ヒットを打たれても、点を取られても粘り強く投げる。答えは出ていますよね」と東浜。チームのため、そして故郷のためにも投げる。
沖縄の日本復帰50年という節目の年に巡ってきた、凱旋(がいせん)登板。「より現実を見るというか、自分でもあらためて勉強し直した。昔の人たちの積み重ねも感じる」。野球ができる喜び、平和への感謝を胸にマウンドへ上がる。