楽天・西川遥輝外野手（３０）が、３・４月度の「大樹生命月間ＭＶＰ賞」に選出されたと１３日、発表された。

　西川は、プロ１２年目にして初受賞。リモートで行われた会見では「シーズン始まって一番初めの月間（ＭＶＰ）なので、非常にうれしく思います」と喜びを語った。

　３・４月は、２３試合に出場し、打率・３３３、５本塁打、２１打点と大活躍。「本塁打や打点が目立つと思うんですけど、僕はそういったところで活躍する選手ではないので、無縁かなと思っていた。最初で最後かな」と笑った。

　また印象に残っている打席は、自身の誕生日だった４月１６日のソフトバンク戦（北九州）で、１点を追う九回に森から放った逆転２ラン。もう一つは、４月３０日のソフトバンク戦（楽天生命）。ここでも土壇場の九回にモイネロから同点３ランを放ち、チームの勝利に貢献していた。