巨人・岡本和が11号同点3ラン 4連敗中のチームの暗雲振り払う一発「なんとかしたい!と」

 6回、左中間スタンドへ同点3ランを放つ岡本和(撮影・立川洋一郎)
 6回、同点3ランを放って生還し、香月(左)と笑顔でタッチを交わす岡本和(撮影・立川洋一郎)
 6回、同点3ランを放った岡本和を迎える原監督(右)=撮影・立川洋一郎
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 「広島-巨人」(4日、マツダスタジアム)

 巨人の岡本和真内野手が一振りで試合を振りだしに戻した。3点ビハインドの六回無死一、二塁から左中間へ同点の11号3ラン。「ここまで打てていなかったので、この打席はなんとかしたい!と思っていきました。最高の結果になって良かったです」。主砲が意地を見せた。

 九里のチェンジアップを完璧に捉えた。「3ボールだったので、甘いボールだけを打ちにいこうと思っていた」と制球が定まっていなかった右腕に対して、3ボールから強振。高々と舞い上がった打球は左中間後方の座席にまで到達し、中堅手と左翼手は守備位置から一歩も動かなかった。

 笑顔でホーム踏んだ岡本和。打点も28とし、本塁打と打点でリーグトップを快走している。4戦ぶりの一発はチームの暗雲を振り払う一撃となった。

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