今季2度目“YM砲”でヤクルト快勝 山田5号先制V弾、村上6号2ラン

 「広島2-8ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)

 敵地で何度も、鮮やかに傘が舞う。今季2度目の“YM砲”そろい踏みだ。ヤクルト・山田哲人内野手(29)が5号先制弾を放てば、村上宗隆内野手(22)が6号2ランで中押しした。「大事な3、4番。そこはチームの先頭に立ってやっていかないと」。山田が強い思いを言葉に込めた。

 打線に火をつけたのが、初回の一発だ。山田のソロで先制に成功すると、二回には塩見の2点適時打が飛び出した。広島・床田をKOし、四回には村上が6号2ラン。この日から「(先が)くりぬいてあったり、グリップの太さとか。全然違いますね」とNEW MYバットを使い、いきなりの猛打賞だ。

 チーム一丸で戦える力が最大の武器だ。前カード・阪神3連戦は、計4得点と打線が低空飛行。それでも雨天中止となった26日には野手が長めに打ち込むなどし、山田はこの日の先発・原に「打者の心理とかを伝えていました」と話しかけた。

 投打がかみ合い、快勝で貯金は再び「1」。離されない。3&4番がバットを強く握るたび、チームの結束力はまた強くなる。

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