DeNA・三浦監督 打線組み替えについて「広島で連敗し流れを変えたかった」

5回、2ランを放った牧(右)を迎える三浦監督(撮影・伊藤笙子)
 お立ち台に立った牧(左)とエスコバー(撮影・伊藤笙子)
7回、2ランを放ったソト(右)を拍手で迎える三浦監督(撮影・伊藤笙子)
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「DeNA6-4巨人」(26日、横浜スタジアム)

 打線の組み替えが的中した。この日1番から桑原、佐野、ソト、牧、楠本、倉本、戸柱、柴田、ロメロ。DeNA・三浦大輔監督(48)は「広島で連敗し、流れを変えたかった」と説明した。

 2点ビハインドの五回に桑原、佐野の適時二塁打で逆転すると、牧の5号2ランでさらに加点。七回にはソトが、再び2点差に広げる4号ソロを放ち勝負あり。指揮官は「(牧のHRは)あの一発は大きかった」とたたえた。

 打順変更には、もう一つ理由があった。「牧の前に出塁率が高く、調子の良い打者を」と佐野、ソトを起用。もちろんその中には巨人の先発・戸郷との相性、ソトに1打席でも多く打席が回るようにという考えもあった。

 2年目だが、指揮官から絶大な信頼を寄せられている牧。昨年は1958年の長嶋茂雄氏を超える、35二塁打を放ちリーグ新人最多記録を打ち立てた。だが今季は70打席で、二塁打0に牧も「実際少し気にしています」と話したが、この日は今季初の猛打賞を記録するなど、調子は決して悪くない。

 「4番を任されている以上は、ここ1本にこだわっていきたい」と力強く話した牧。チームも新型コロナウイルス陽性者全員が、チームに戻った。全選手が1軍ではなく、宮崎、オースティンと主力の離脱もあるが三浦監督は「いるメンバーでベストなオーダーを組んでいきたい」と話した。

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