ロッテ・佐々木朗希が反省の3勝目 5回2失点に「次は0で」と決意
「オリックス3-6ロッテ」(24日、京セラドーム大阪)
ロッテが競り勝ち、カード勝ち越し。佐々木朗希投手が3勝目を挙げた。
“完全男”佐々木朗は苦しいマウンドだった。5回を6安打2失点、5四死球を与えて90球で降板。際どいボール判定の後、マウンドでの行為で白井球審から詰め寄られる場面もあった。試合後に球団を通じて、「自分で苦しい展開にしてしまいました」と反省した。
10日の試合で完全試合を達成したオリックスとの再戦。初回、先頭福田に初球安打を打たれ、完全投球が17イニングでストップした。紅林、吉田正にも打たれ、いきなり被安打3。何とか無失点でしのいでいたが、五回は併殺崩れで23イニングぶりに失点し、さらに吉田正に適時打を浴びた。直球は自己最速タイの164キロだった。
それでも、打線の援護を受け、3勝目。先発として最低限の役割を果たし、「コントロールが悪い中どうにか逆転は許さず五回まで投げ切れた。次は0で抑えられるように頑張ります」と決意を示した。