ヤクルト・石川 濃厚接触者疑いで出演自粛のつば九郎へ「勝利を届けることができた」

 青木と入団から21年連続勝利を祝う石川(撮影・金田祐二)
 21年連続勝利を挙げ、青木(左)の頭を撫でる石川
 試合後に石川(左)からねぎらいを受ける内山壮
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 「ヤクルト1-0阪神」(23日、神宮球場)

 NPB史上3人目となるルーキーイヤーから21年連続勝利を達成したヤクルトの石川雅規投手(42)が、新型コロナウイルス陽性判定を受けた球団関係者の濃厚接触者の疑いがあるとして阪神3連戦への出演を自粛している球団マスコット・つば九郎に対し、「なんとか今日の勝利を届けることができて良かったです」と思いを語った。

 長年ともに戦ってきたつば九郎は、主催試合の2000試合連続出場達成が目前に迫っていた。LINEを送ると、「『大丈夫?』、『大丈夫だよ』と返ってきたので。『なんとか勝利を届けるよ』と送ったら、『泣いちゃう(笑)』と返ってきた」という。

 初回1死満塁の大ピンチを切り抜けると、変化球を巧みに交える持ち前の投球で、6回を3安打無失点。石川にとって大きな区切りとなった今季初勝利は、連続試合出場が途絶えたつば九郎を元気づける1勝ともなった。

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