元楽天・牧田 台湾・中信兄弟へ移籍間近 監督は林威助氏 1軍コーチに平野恵一氏

 西武や楽天、米大リーグ・パドレスで活躍した牧田和久投手(37)が、台湾プロ野球(CPBL)の中信兄弟と契約合意間近であることが18日、分かった。昨季限りで楽天を退団。無所属となっても現役続行を目指し続けた右腕に、海外から熱烈オファーが届いた。

 牧田は西武入団1年目の2011年、抑えとして22セーブを挙げて新人王を獲得。翌年には先発に転向し13勝した。その後は日本代表として2度のWBCや、プレミア12に出場と国際大会でも活躍。18年の大リーグ挑戦後は、古巣の西武や、阪神が獲得に乗り出す中で、楽天に加入した。

 楽天では20年シーズンに52試合に登板。防御率2・16と安定した成績を残したが、昨季はわずか17試合の登板に終わり、オフに戦力外通告を受けた。国内外問わず新天地を模索してきた中で、中信兄弟が先発、中継ぎとマルチに活躍できる能力に加え、経験や実績を高く評価した。

 中信兄弟は、阪神でも活躍した林威助氏(43)が監督を務め、今季から平野恵一氏(43)が1軍打撃・内野統括コーチとして加入した。チームは昨季、前期シーズンで優勝し、台湾シリーズも4連勝で総合優勝を決めた強豪。今季はここまで4勝5敗1分けで3位。連覇の使者として、サブマリンが海を渡る。

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