サイクル本塁打、決勝負けなし9連勝などなど 大阪桐蔭の記録ずくめVアラカルト

 「選抜高校野球・決勝、大阪桐蔭18-1近江」(31日、甲子園球場)

 大阪桐蔭が16安打18得点で大勝し、18年以来、4年ぶり4度目の優勝を果たした。4本塁打を放ち、1984年・PL学園の8本を大幅更新するチーム大会通算最多11本塁打を記録。春4度目の優勝は2位・中京大中京(愛知)に並んだ。歴代2位の春夏通算優勝回数を9に伸ばし、決勝での不敗も継続するなど記録ずくめ。以下は今大会の大阪桐蔭による主な記録。

 ◆決勝での満塁本塁打=八回に谷口が記録。1930年の第一神港商・高瀬、82年のPL学園・松田に続く大会史上3人目。

 ◆1試合に4種類全ての本塁打=近江戦でソロ(三回・田井)、2ラン(三回・松尾)、3ラン(六回・海老根)、満塁弾(八回・谷口)を放ち、チームで“サイクルホームラン”を達成。大会史上初。

 ◆チーム大会通算51得点=39年東邦商(59得点)、2006年横浜(54得点)に次ぐ歴代3位。1試合平均得点は12・75で、優勝校としては1939年東邦商の11・8を更新する歴代トップ。

 ◆大阪勢春12回目の優勝=並んでいた愛知勢を抜いて単独1位。夏も25回で単独1位。

 ◆決勝負けなし9連勝=大阪桐蔭は春夏通算9度目(春4回、夏5回)の決勝進出で、負けなしの9連勝。

 ◆秋春連続優勝=大阪桐蔭は昨秋の明治神宮大会も優勝。秋春連続優勝は02年の報徳学園以来、史上4校目。

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