ソフトバンク痛恨 栗原が左膝前十字靱帯断裂の重傷 前日の守備で担架で搬送

 9回、福田の飛球を捕球する際に中堅手・上林と接触し左足を負傷。担架で運ばれる栗原(中央)=30日
 9回、福田の打球を捕球する際に中堅手・上林(左)と接触し左足を負傷する栗原=30日
 9回、福田の飛球を捕球する際に中堅手・上林と接触し左足を負傷。担架で運ばれる栗原=30日
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 ソフトバンクは31日、栗原陵矢外野手が佐賀市内の病院でMRI検査を受け、左膝前十字靱帯断裂、左外側半月板損傷の疑いと診断されたことを発表した。

 前日のロッテ戦で1点のリードで迎えた九回2死の場面。ロッテの代打・福田光の打球が遊撃の後方、さらにレフトとセンターの間に落ちようかという状況で、レフトの栗原とセンターの上林が打球を捕りにいって交錯した。栗原は起き上がることができず、担架で運ばれていた。

 手術、復帰見込み時期などは未定。4月1日からリハビリ組となるという。

 栗原は昨季、143試合に出場し、打率・275、21本塁打、77打点。日本代表として東京五輪の金メダル獲得にも貢献した。今季も左翼のレギュラーとして、打率・353、2本塁打、5打点だった。

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