日本ハムでスカウトを務め、劇症型溶血性レンサ球菌感染症のため２日に６６歳で急死した今成泰章（いまなり・やすあき）氏の通夜が６日、埼玉県富士見市内で営まれた。

　地元の少年野球の選抜チームで総監督をしていた関係もあり、子どもから大人まで約１０００人が参列。喪主で長男の優太氏は「おやじの偉大さが分かったし、これだけの方に支えられたというのは感謝しかないです」と語った。

　球界関係者では、侍ジャパン監督の栗山英樹氏、元ＤｅＮＡ監督の中畑清氏、阪神やロッテでプレーした今岡真訪氏、阪神の和田豊テクニカルアドバイザー（ＴＡ）などが出席。和田ＴＡは「プロ野球選手として導いてくれた方。まだ信じられない」と別れを悲しんだ。