早川よ「6回120球」理想に楽天エースとなれ 石井監督が期待「骨太になって」
「楽天春季キャンプ」(3日、金武)
楽天・石井一久監督(48)が、今季2年目の早川隆久投手(23)に「将来のエースになってほしい」と期待。そのためにも、「骨太になってほしい」と体力面でのレベルアップを求めた。
昨季は上々の滑り出しを見せ、前半戦だけで7勝をマーク。ただ後半戦は失速し、9勝に終わった。石井監督が思い描く先発像は「6回120球」。昨季を振り返り「120というところは任せられるようなピッチャーになってほしい」と、よりタフに、長くマウンドに立って欲しいという願いがある。
この日、早川はキャンプで2度目のブルペン入り。103球を投じ「自分に厳しく追い込んで、質より量を確保できるように追い込むようにしています」と意欲は十分だ。その姿を、指揮官は「すごく順調」と評価した上で「昨年よりもオーラとか雰囲気で感じるものがある」と頼もしさを実感する。
今年は「16勝くらいするのがいいかな」と石井監督。可能性を秘めた未来のエース候補が大きく羽ばたくことを期待している。