オリックス・ドラ1椋木 初ブルペンで22球 フォーク大暴投も直球は威力抜群

 投球する椋木(撮影・石井剣太郎)
 談笑しながらブルペン入りする椋木(右)=撮影・石井剣太郎
 投球を終え福永(右)と話をする椋木(撮影・石井剣太郎)
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 オリックスのドラフト1位・椋木蓮投手(21)=東北福祉大=が18日、プロ入り後初のブルペン入り。捕手役を務めた同3位・福永奨捕手(22)=国学院大=を立たせて、22球を投げ込んだ。

 直球は少し高めに浮く場面もあったが、威力抜群。福永も「ナイスボール!」と何度も声を掛けた。ただ、フォークは大きく抜ける大暴投。椋木も苦笑いで、腕の振りを確認した。

 投じた球数は22球。変化球はフォークを3球、スライダーを2球投げ込んだ。

 椋木は「この時期に投げるということがなかったので、素直に楽しかった」と笑顔。「変化球の精度は全然、まだまだだった。今日の課題だなと思いました」と反省も忘れなかった。

 見守った小林宏2軍監督(51)は「いいスピンの効いてる球を投げてるなって印象でした。1軍に定着できるように、期待してます」とコメントした。

 捕手役を務めた福永も「手元で強い。手元でバンッて来るんで、いい球でしたね」と評価。フォークのすっぽ抜けについては「どこ投げてんだよと思いましたよ」と冗談交じりに指摘したが、「ここから徐々にいい球になってくるんじゃないかなと思います」と同期の投球に期待していた。

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