DeNA・大田泰示「まずは顔と名前を覚える」外野を希望、定位置争い覚悟示す

 笑顔でキャッチボールをする大田(撮影・中田匡峻)
 ダンベルを手に顔をゆがめる大田(撮影・中田匡峻)
 笑顔を見せる大田(撮影・中田匡峻)
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 DeNA・大田泰示外野手(31)が11日、神奈川県横須賀市の球団施設「DOCK」で自主トレを公開。午前中はトレーニングを行い、午後は室内練習場でキャッチボールなどを行い汗を流した。

 昨年オフに日本ハムを自由契約となり、DeNAに入団した大田。2016年にトレードで日本ハムに移籍したこともあり、二度目の移籍にも「純粋に新鮮な気持ち。全ての人(監督、コーチ、スタッフ、選手)が新しい人になるので心機一転しやすい。まずは顔と名前を覚える。これは本当ですよ」と少しでも早くチームになじんでいく姿勢を見せた。

 巨人時代には内野も経験し、20年には外野でゴールデングラブ賞も獲得。昨季のDeNAは佐野、桑原、オースティンと不動の三人が外野を守った。大田は「外野でやりたい。守備範囲も投げることもポジショニングも。三浦監督の目にとまってくれるように。ライトが長いから、やりやすさはありますよ」と激しいレギュラー争いに、食い込んでいく覚悟を見せた。

 17年~20年は4年連続で二桁本塁打も放った大田。だが昨季は76試合で、打率・204、3本塁打、20打点と不振だった。「(昨年は)粘り、力強さがなかった。トレーニングの中の動作を野球につなげたい。一つ一つ丁寧に、質高く」と持ち味のパワフルな打撃をもう一度開眼させる。

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