花巻東・佐々木麟太郎 12月上旬に胸郭出口症候群で手術「早期復帰を目指している」

 今春のセンバツ出場を確実にしている花巻東が5日、岩手県花巻市の同校グラウンドで始動し、高校通算50本塁打を誇る佐々木麟太郎内野手(1年)が12月上旬に胸郭出口症候群で両肩を手術していたことを明かした。

 中学2年時に症状が出始め、高校進学と同時に練習量が増えたこともあって手がしびれるなど症状が悪化。12月上旬に群馬県内の病院で左右の肩を2日間に分けて手術し、約2週間入院していたという。

 現在はリハビリに専念しており、佐々木は「(野球から)離れるのは怖かったけど、先を見ればやってよかった。早期復帰を目指してやっている。大会に向けて治していくだけ」と話した。

 胸郭出口症候群は、腕を上げた時に血管や神経が圧迫され、肩や腕に痛みや上肢のしびれが生じる症状の総称。野球界では過去に、中日・浜田達郎投手が2018年に同症候群の手術を受けており、17年にはオリックスのフィル・コーク投手がシーズン中に発症。戦線を離脱した。米大リーグでは2013年に当時ドジャースに在籍していたジョシュ・ベケット投手が同症候群に苦しみ、手術を受けている。

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