東都大学野球が史上初の大分開催 来春の1部リーグ開幕カード「新しい1ページ」

 東都大学野球連盟は15日、都内で記者会見を開いて来春1部リーグの開幕カードを大分市内の別大興産スタジアムで行うことを発表した。主に神宮球場で実施される同リーグの地方開幕は史上初。有観客での実施の方向で準備を進める。

 同連盟による改革の柱として地方創生、経済効果、青少年育成の3つの狙いを掲げた。「(歴史の)新しい1ページだと思っています」と同連盟・大島正克理事長。リーグと開催地、双方の発展を狙う。

 春秋連覇した国学院大の新主将・古江空知外野手(3年・大分商)は「うれしい気持ち」と地元凱旋に心を躍らせた。また、コロナ禍で20年秋から2試合総当たり制だったが、26日の理事会で承認されれば来春から2戦先勝の勝ち点制に戻すことも検討している。

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