立大・山田健太が主将就任「背中で見せていきたい」大阪桐蔭で根尾、藤原らと春夏連覇

 東京六大学野球リーグの立大が12日、埼玉・新座市内の同大学グラウンドで年内の活動を終えた。来秋のドラフト候補の山田健太内野手(3年・大阪桐蔭)は新チームの主将に就任。1年春から主力として活躍。ルーキーイヤーが終わるころには自覚が芽生えており、溝口智成監督にもキャプテンへの思いを伝えていた。

 中学以来のリーダー役を担うが、「背中で見せていきたい」と決意は固い。3年秋までに積み上げたリーグ通算62安打は、現役トップ。大台の100安打達成も視野に入れる。3~5日までは愛媛・松山市内での侍ジャパン大学代表候補の強化合宿にも参加。早大・蛭間拓哉外野手(3年・浦和学院)や慶大・広瀬隆太内野手(2年・慶応)らと交流し、「楽しかったのが一番」と刺激を受けた。

 高3時に根尾昂(現中日)、藤原恭大(現ロッテ)らとともに甲子園春夏連覇を果たした。「勝つために妥協していなかった。大阪桐蔭でやっていた3年間はすごく自信になりますね」。立大でも培ってきた経験を生かす構えだ。

 2位だった今春に加え、最終的に4位だった今秋も優勝争いに加わりながら頂点はつかめなかった。新チームのスローガンは「進化」。「厳しく、勝ちにこだわる。化けないと」と全日本大学選手権も制した17年春以来のリーグ制覇を狙う。

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