ロッテの荻野貴司外野手（３６）が７日、リーグ優勝を来季目標に掲げ、若手のサポート役を務める姿勢を明かした。

　「最後の最後まで優勝争いができて、来年は優勝を意識しやすくなったと思う。しっかり周りを見て、できることをやっていけたら」と来季を見据えた。

　今季は全試合で１番を務め、プロ１２年目にして初のフル出場、初の盗塁王と最多安打のタイトルを獲得した。遅咲きの苦労人は「練習を抑えて、体の疲労を取ることに専念したのがよかった」と振り返る。

　来季もリードオフマンとして期待される背番号０。今オフの練習については「まずはシーズンの疲労を取って、徐々に体を鍛え直して、疲れにくい体に仕上げていきたい」とプランを立てた。