ロッテの「一律25%減」に選手会が抗議文 下交渉で査定担当者が発言か

 労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=楽天)は5日、今オフのロッテの契約更改交渉に関する方法に対して、抗議文を送ったことを発表した。

 選手会側はロッテの多数の選手から、下交渉で査定担当者から「今オフの契約更改は一律25%ダウンからスタートする」という旨の説明を受けたとの報告があったと主張。選手会が事前に球団と確認した方針と異なるとし、11月26日に球団側へ抗議文を送付した。

 12月3日にロッテ球団からの説明を受け、球団側は査定担当者の説明方法に誤解を生む表現があったことを認めて謝罪。ただ、一律25%ダウンの発言はなかったと説明したという。ロッテ球団は4日の「FANFESTA2021」の際に、選手たちへ交渉方法などの説明を行った。

 選手会側は「多数の選手から同様の報告を受けていることから、査定担当者が一律25%ダウンからスタートするという説明を行ったことは事実であると考えており、千葉ロッテの弁解については到底納得できるものではありません」と主張。今後の交渉の行方を見守っていく方針だ。

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