ドラ1・翁田 巨人で異例の名前登録「大勢」に 原監督「とてもいい名前」

 巨人のドラフト1位・翁田大勢投手(22)=関西国際大=の登録名が漢字で「大勢(たいせい)」になることが3日、分かった。これまで巨人では、名字を除いた名前だけを登録名にすることを原則、認めていなかったため、異例のケースとなった。

 現在、巨人には2年目の太田投手が在籍。「おおた」と「おうた」の似た呼び方の差別化を、図るためでもあるとみられる。原監督は「(大勢が)とてもいい名前じゃない」と話しており、実現する形となった。

 過去の例を振り返ると、04年に在籍し、現在阪神の2軍バッテリーコーチを務める野村克則は移籍前、登録名を「カツノリ」としていたが、巨人移籍に際して本名に変更。同様に11年にロッテから加入した大村三郎も、「サブロー」の登録名を移籍時に本名に変更していた。

 下の名前の登録名では、代表的な「イチロー」が世界を舞台に活躍したように、指揮官は即戦力のドラフト1位右腕に大きな期待を込めている。

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