オリックス・山本 逆王手導く “無敵”エースいざラスト出陣「負けは許されない」

 「SMBC日本シリーズ2021」の第6戦が27日、ほっともっとフィールド神戸で行われる。東京からの移動日となった26日、オリックス・山本由伸投手(23)は、タイトル総なめとなった今季の総仕上げとなる最終登板で「負けは許されない」と“逆王手”に意気込んだ。

 第6戦の先発に向けて山本は「とにかく負けは許されないので、しっかり勝ってなんとかタイに持って行きたいです」と意気込んだ。

 ヤクルト王手で迎えた第5戦は代打ジョーンズの決勝弾で劇勝。『がんばろうKOBE』の合言葉の下、1995年からパ・リーグ連覇。96年は日本一を決めた神戸に戻って来ることができた。

 山本自身も先発した初戦は勝利したものの、自身は6回1失点ながらリードを許した場面で降板。今度こその思いは誰よりも強い。

 「前回は思ったところに投げられないボールも多かった。しっかり自分のフォームで投げられるように練習しました」

 出番を信じて、調整を続けてきた。修正能力の高さはシーズン15連勝でも証明されている。22日には自身初の沢村賞に選ばれた。日本を代表する投手であると認められた。

 これが今季最後の登板になる。ファイルSでも完封勝利。5月28日・ヤクルト戦から始まった連勝は“16”まで伸びた。

 「個人的にもいい形で終われるようにしっかり、いい投球がしたい。ここまできたら日本一を取るしかない。最後、すべて出し切れるように頑張ります」

 負けないエースが神戸で逆王手へ導く。

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